Supported cases / 01
叢生
(そうせい)
悪い歯並びや噛み合わせのことを「不正咬合」といいます。叢生(そうせい)は、日本人に最も多いといわれている不正咬合のひとつです。
叢生
(そうせい)とは?
What is dense growth?
歯が様々な方向へ不揃いに生えている状態で、「乱ぐい歯」などとも呼ばれます。犬歯がはみ出ている「八重歯」も叢生(そうせい)の一種です。日本では愛らしい印象を与える八重歯ですが、海外では「ヴァンパイアトゥース」と呼ばれ悪い歯並びの代表例として挙げられます。
叢生(そうせい)の原因
Causes of Bad Teeth
歯と顎の大きさのバランスが悪いことが主な原因です。顎が小さかったり、永久歯が大きかったりすると、綺麗に歯が並ばず歯列から飛び出してしまいます。
他にも、子どものころに乳歯から永久歯への生え変わりがうまくいかなかったり、虫歯などで乳歯を早くに失ったりしたことが原因のケースもあります。
叢生(そうせい)を
放置するリスク
Risk of neglect
叢生(そうせい)は、歯が重なり合って生えているため汚れが溜まりやすく、歯磨きの際もブラシが届きにくいことから、虫歯や歯周病のリスクを高めてしまいます。
また、噛み合わせが均一ではないことから、一部の歯に大きな負担がかかりすり減ってしまうことがあります。食事の際に顎の関節に負担がかかり、顎関節症を引き起こす可能性も高くなるでしょう。
叢生(そうせい)は
矯正で治療可能です
Orthodontic treatment is available
叢生(そうせい)の改善には、矯正治療が有効です。矯正方法・装置にはいくつかの種類があるため、歯並びでお困りの方はお気軽にご相談ください。
叢生(そうせい)の
症例
List of cases above
症例対応一覧
Actual cases and treatment plans
不正咬合は、叢生(そうせい)以外にもいくつかの種類があります。
当院では、さまざまな不正咬合の治療に対応しています。
口元のトラブルで気になることやお困りなことがあれば、お気軽にご相談ください。
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Case 01
叢生(そうせい)
叢生(そうせい)とは、八重歯や乱ぐい歯などのデコボコした状態の歯ならびを指します。顎が十分に成長せず、歯がきれいに並ぶスペースが確保できなかったことが主な原因です。乳歯のころはきれいな歯並びであっても、永久歯に生え変わってから歯並びが乱れ始める場合もあります。
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Case 02
上顎前突(出っ歯)
上顎前突(出っ歯)とは、奥歯でしっかり噛み合わせた際に上顎の前歯が大きく前突している歯並びを指します。上下の顎の骨の位置にずれがある場合(骨格性)や、前歯の生える方向が悪い場合(歯性)、幼少期の悪習慣が原因と考えられます。
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Case 03
下顎前突(受け口)
上顎前突(出っ歯)とは、奥歯でしっかり噛み合わせた際に上顎の前歯が大きく前突している歯並びを指します。上顎前突と同じように、上下の顎の骨の位置にずれがある(骨格性)ことや、前歯の生える方向の異常(歯性)、幼少期の悪習慣が原因と考えられます。
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Case 04
開咬
開咬とは、奥歯を噛み合わせた際に上下の前歯が噛み合わず隙間ができてしまう噛み合わせを指します。上下の顎の位置に異常がある場合や、悪い舌癖、幼少期の指しゃぶりなどが原因として考えられます。
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Case 05
正中離開(すきっ歯)
正中離開は、すきっ歯と呼ばれる空隙歯列の一種で、上顎の真ん中(正中)に隙間がある歯並びを指します。正中離開の原因はさまざまで、悪い舌癖によって歯が押し出されて隙間ができるケースや、上唇小帯という粘膜から歯茎にかけてみえる筋に異常があるケースなどが考えられます。