Supported cases / 04
開咬
悪い歯並びや噛み合わせのことを「不正咬合」といいます。重度の開咬は、見た目だけでなく機能面での問題が多い不正咬合です。
開咬
What is open bite?
開咬(かいこう)とは、上下の前歯に隙間が開いた状態の不正咬合です。奥歯でしっかりと噛んでも前歯が噛み合わないため、食べ物を噛み切れなかったり、歯の間から息が漏れて発音が不明瞭になることがあります。
そのため、見た目の改善ではなく機能面での不便を訴えて、矯正治療を検討する方も少なくありません。
開咬の原因
Causes of Bad Teeth
開咬は、上下の顎の骨の位置に異常があることや、舌の使い方に問題があり歯並びに影響を及ぼしていることなどが原因です。幼少期の指しゃぶりで歯に圧力をかけていたことが原因であることも考えられます。
開咬を放置するリスク
Risk of neglect
開咬は前歯がしっかり噛み合わないため、奥歯に過剰な負担がかかる噛み合わせです。治療せずに放置してしまうと、奥歯を早くに失う可能性が高まります。
また、開咬は舌の使い方や癖と大きく関係しているため、開咬が放置されると発音や嚥下が正しく行えない状態が続きます。口腔内がそれぞれうまく機能していないと、消化不良や頭痛など全身へ悪影響が及ぶ可能性が高まるでしょう。
開咬は
矯正で治療可能です
Orthodontic treatment is available
開咬の改善には、矯正治療が有効です。矯正方法・装置にはいくつかの種類があるため、歯並びでお困りの方はお気軽にご相談ください。
開咬の症例
List of cases above
症例対応一覧
Actual cases and treatment plans
不正咬合は、開咬以外にもいくつかの種類があります。
当院では、さまざまな不正咬合の治療に対応しています。
口元のトラブルで気になることやお困りなことがあれば、お気軽にご相談ください。
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Case 01
叢生(そうせい)
叢生(そうせい)とは、八重歯や乱ぐい歯などのデコボコした状態の歯ならびを指します。顎が十分に成長せず、歯がきれいに並ぶスペースが確保できなかったことが主な原因です。乳歯のころはきれいな歯並びであっても、永久歯に生え変わってから歯並びが乱れ始める場合もあります。
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Case 02
上顎前突(出っ歯)
上顎前突(出っ歯)とは、奥歯でしっかり噛み合わせた際に上顎の前歯が大きく前突している歯並びを指します。上下の顎の骨の位置にずれがある場合(骨格性)や、前歯の生える方向が悪い場合(歯性)、幼少期の悪習慣が原因と考えられます。
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Case 03
下顎前突(受け口)
上顎前突(出っ歯)とは、奥歯でしっかり噛み合わせた際に上顎の前歯が大きく前突している歯並びを指します。上顎前突と同じように、上下の顎の骨の位置にずれがある(骨格性)ことや、前歯の生える方向の異常(歯性)、幼少期の悪習慣が原因と考えられます。
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Case 04
開咬
開咬とは、奥歯を噛み合わせた際に上下の前歯が噛み合わず隙間ができてしまう噛み合わせを指します。上下の顎の位置に異常がある場合や、悪い舌癖、幼少期の指しゃぶりなどが原因として考えられます。
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Case 05
正中離開(すきっ歯)
正中離開は、すきっ歯と呼ばれる空隙歯列の一種で、上顎の真ん中(正中)に隙間がある歯並びを指します。正中離開の原因はさまざまで、悪い舌癖によって歯が押し出されて隙間ができるケースや、上唇小帯という粘膜から歯茎にかけてみえる筋に異常があるケースなどが考えられます。